猫とみかん

暮らしと好きなもの。買ったり減らしたりの記録をぼちぼちと。

自問自答始めました・その4「着ないものを決める」

世の中には、さまざまなファッションアイテムがあり、そのなかには自分の好みやライフスタイルに合わない、自分の着たいイメージに合わない、着ても素敵に見えない、というようなものがあります。

若いうちは、わりと何でも着られるんですよ。

しかし! アラフィフになるとそうはいきません。

ついこの間まで普通に着ていたのに、今日着てみたら全然しっくりこない、ということも、けっこうよく起こります。

 

私が最初にそれを感じたのは、5年くらい前。

気に入っていたパーカーを着て鏡の前に立ったときです。

「なんか…普段着っぽく見えるし、子どもっぽい…」

家で着るなら、「普段着っぽく」てもいい。でも、これを外出着にするのは、なんというか、パジャマを外出着にする、みたいな感じだなと思ったのです。

 

これと同じことが、去年、カーゴパンツを穿いたとき、デニム(いわゆるインディゴカラーの)を穿いたときにも起こりました。

そして今年、Tシャツを着たときにも同じように感じたのです。

 

私は、「年相応のものを着るべき」という考えはもっていません。何歳になっても、自分が着たいものを着ればいい。

でも、自分がしっくりこないものを着る必要はない。

ということで、私はもう、パーカーとデニムは着ないことにしました。

家で着る場合、パーカーのフードは乾きにくくて邪魔なので、着るならプルオーバータイプのスウェットでいい。

デニムは、「重い」「ごわごわする」のも負担に感じるようになったし、そもそも「デニムを穿かなくてはならないシーン」ってあるのか? と考えたときに、「なくてもいい」と思えたので、今後はたぶん穿きません。

もしかしたら70過ぎくらいになって、白髪になったら似合うようになるかもしれないけれど(けっこうネットではそういう意見を見ますし、素敵に着こなしている写真も見かけますが、自分がその年齢になってみないとわからないな…)。

ちなみに、ワンウォッシュくらいの濃い色で、いわゆるジーンズとは違うデザインで柔らかい生地のパンツは持っています。これは穿いてみてOKと思ったので、まだ穿きます!

また、私はアンクル丈のパンツが好きだし似合うのですが、これもデザインと素材によっては「元気すぎる(少年のようなイメージ)」感じになってしまい、しっくりこないことに気づきました。

よって、これらは「家で着る」か、それができないものは処分。

Tシャツも家で着るもの、もしくはインナー用と考え、その用途にそぐわないものは処分することにしました。

 

いやー、着ないものを決めるって、なんてスッキリするんでしょう。

たとえZOZOからおすすめ商品のメールが来ても、「私、Tシャツは着ないし」「カーディガンは着ないし」と思える。最高です。

 

以下、私の「着ない服・アイテム」リスト(2022年9月現在)です。

  • パーカー
  • デニムパンツ(いわゆるジーンズ、のデザイン)
  • コットンやデニムのアンクル丈パンツ(家で着るならOK)
  • Tシャツ(家で着る、もしくはインナーとしてならOK)
  • タイトスカート、ギャザースカート(そもそもスカートよりパンツ派なので)
  • スーツ(アンサンブルを1セット、黒のパンツとノーカラージャケットを持っているし、ブラックフォーマルもあるので、それで問題なし)
  • 半袖のカーディガン(カーディガンを羽織らなければならないトップスを持たないことにしたので、必然的に不要。もともとカーディガンを羽織るのがあまり好きではないので、長袖のカーディガンもコーディガン的なものしか持っていません)
  • パンプス(フォーマル用の黒を持っているので、きちんとした席ならそれで済ませればよし)
  • ストッキング(嫌いなので。フォーマルのとき以外は穿きません)

 

自問自答始めました・その3「コンセプトを考える」

さて、「自問自答ファッション通信」との出会いから1年。

「クローゼットにある服を満足度100%のものだけにしたい」(そうやって残った服が、私らしい服=制服ってことですよね?)というところに、ようやくたどり着いた私。

折良く、あきやさんの著書「一年3セットの服で生きる」が発売されたので、さっそく買って熟読。

(版元の幻冬舎さんにリンク貼っておきますね)

www.gentosha.co.jp

内容的にはブログに書かれていることを、よりわかりやすくコンパクトにまとめたもの(一部、ブログにはない書き下ろし内容もあります)。これをまず読んでからブログを読むと、より考えが深まるかなと思いました。

私服の制服化といっても、あきやさんの場合は「この制服が万人向け」と示すわけではなく、「あなたに合う制服をあなた自身で考えて見つけよう」という方法。

そのためには、まず「自分のコンセプト」を決めなくてはなりません。

コンセプトとは、「こうありたい」「こんなふうになりたい」「こんなふうに見てほしい」という姿やイメージを言語化したもの。

あきやさんの講座や教室を受講すると、このコンセプトを決めることがひとつのテーマになるそうなのだけど、私は未受講なので、とりあえず自分で考えます(実は12月に少人数制の教室に当選したので!! そのときまでに深めたい!!)

なお、自問自答ガールズ=自問自答ファッションを実践している人たちのブログを読むと、さまざまなコンセプトが見られます。めっちゃ参考になる!

ということで、まだ考え中なのだけど、何となく「こんな感じかな」というキーワードたち。

  • 威風堂々としている(エルガーの「威風堂々」をイメージ)
  • 思慮深い
  • 知的
  • クリティカル
  • 自分の足で立っている
  • 遊びがある
  • 茶目っ気がある
  • 凜としている
  • おもねらない
  • 自由
  • 揺るぎない強さ
  • 暮らしを楽しむ
  • 前向きに生きる
  • 猛獣使い

最後の「猛獣使い」って何やねん! って思った人は手を挙げてください。

ですよね?

でもこれ、何となく頭の中に降ってきちゃったので、とりあえず置いておきます。別に本当に猛獣を操れる人になりたいわけじゃなくて、概念としての猛獣使いです。

「向かってくるものと闘うのではなく、手なずけてしまえる人」的な。

コンセプトに、今のなりわい(職業、仕事)的なことを入れるのもアリなのでしょうが、私の場合、自分の仕事(モノカキ)はテクニカルな「仕事」であって、作家のように内面とは結びついていないなーと感じています。

なので、それは入れないことにしました。

さあ、何となくコンセプトらしきものが見えてきたよ。ということで次回に続きます。

自問自答始めました・その2

前回の記事で、「自問自答ファッション」に出会った話を書きましたが、この出会いは一年ほど前のこと。

しかし、出会ったからといって、すぐに同じように制服化ができるわけではありません(実際、今もまだ道半ば…)。

そもそも、最初はブログを面白く読んではいたけれど、「別に制服化はしなくてもいいかなー」と思っていました。

その時期には、いろいろな失敗を経たのち、わりと自分に似合う服を選べるようになったと思っていたし、着こなしに不満もなかったということもあります。

しかし、一方で、気に入って買ったはずなのに、シーズンに1回着るか着ないか、という服もある。

それって、もったいないんじゃないのか。

クローゼットにある服は全部まんべんなく着たい。

着ないなら、持っていてもしょうがなくない?(着ない服はただの布だよ!)

って思ったのです。

 

手持ちの服を満足度100%のものにして、それだけを着て毎日を過ごせるようになりたい。

そこから、少しずつ手持ちの服の見直しをするとともに、「自分はどんな服を着たいのか」を考えるようになりました。

この「どんな服を着たいのか」が、非常に大事。

これ、「どんな服が似合うのか」じゃないんですよ。

似合うけどなぜか着ない服、というのもあるのです。

「似合う」「いいかも」と思って買った服なのに、なんだかうまく着こなせない。

着こなせないから、同じ系統のちょっと違う服を買ってみる、みたいになりがち。

 

今、私のクローゼットには、ここ1〜2年で買った服のうち、半分も残っていません。

処分した服の多くは、「まあいいかなと思って(ちょっと気になる点がなくはないけど)」買った服。この「ちょっと気になる点」をスルーすると、だいたいろくなことがない。

一番よくないのは、たまたま見かけて(特にZOZOとかで)いいなと思って買う、というやつです。

私は超インドア派で、服を買いに出かけるのは好きだけどなかなかその時間がつくれないということもあり、ついつい通販で服を買いがちな人です。

比較的返品はいとわないタイプだけど、送料を考えるとうっかり妥協してしまうことはある(←これがダメ)。

特に、頭の中にイメージがないのに、先に「いいかも」と思える服に出会ってしまうと、最初に「いい」と感じた印象が大きすぎて、欠点(色がもうちょっと鮮やかだったらいいのに、首元がもう少し詰まっていたほうがいいのに、ポケットがあるといいのに…などなど)に目をつぶりがち。

通販で買った服は、まずタグを外さずに試着する(試着、という感覚が大事)。

どこか一点でも引っかかったら、タグを外す前によく考える(これ、実店舗で試着したら、このまま買う? 返す? と考えるとわりと有効。あと、これを買わなければ、もっと条件が合う服に合ったときに買うお金が残るよ、と考えるのもいい)。

とにかく試着! 試着大事! 妥協は敵!

(と言っておきながら、この夏何点も「まあいいか」でうっかり買ってしまい、あとからメルカリで売りまくった私ではありました。はあ、反省…)

メルカリといえば、「私は売る専門です」という人はいいんだけど、そうでない場合、メルカリで何となく「おすすめ」に流れてきた服、というのも危険。

「ほしかったけど売り切れて買えなかった服をメルカリでゲットする」のは、アリだと思うんだけど、そうじゃなくて全く考えてなかったけどよさげな服、が目の前に現れたときは要注意。

メルカリで買った服は返品が効かない。だから、

「それ、今出会わなかったら、別にほしくならなかったよね?」

と自分に問いかけたほうがいいです。

 

(なかなか話が進みませんが、次回に続く)

自問自答始めました・その1

久しぶりすぎて、このブログへのログインの仕方も忘れていたそらまめです。こんにちは。

ここ数年、というか40代半ばくらいから、着るものの方向性がよく分からなくなってきて、あれこれ買ったり手放したりしていました。ネットで骨格診断をして、その結果(たぶんナチュラルタイプ)に合う服を選んでみたりもしたけれど、何だかしっくりこない、そんなときに出会ったのが「自問自答ファッション」という考え方でした。

www.jimon-jitou.com

とにかく文章がお上手なので、ブログを読んでいるだけでかなり面白く、引き込まれるのですが、私が気に入ったのは、著者のあきやさんの「制服化」の考え方。

「私服の制服化」って、よくミニマリストさんのブログで見かけますが、たいていの人は「ファッションが好きじゃない」「めんどくさい」、だから「手間を省きたい」という流れでの「制服化」をしています。

選ぶアイテムも、ユニクロや無印のものが多く、色は白、黒、紺、ベージュ。

いや、確かに合わせやすいし、それはその人の主義だから文句を言う筋合いはないんですけれど、見ていても全然ときめかない。それ、毎日着てて楽しいの? って思ってしまうし、何より、違う服なのにどれも同じ感じに見える。

なんか、そうやって「無難な着回し」で生きて行くのって、つまんなくないかな、と思ってしまうんですよ。

でも、あきやさんは真逆。「好きな服をできるだけ毎日着たい」から、その服を制服にしているのです。

そもそも、合わせやすさで服を選んでいるわけではなく、「自分のコンセプト」を決めてからそれに合う装いを作るというスタイルなので、選ぶアイテムもとことん個性的。

そして、着回したりしない。

一着に注力した究極のコーデをつくって、それを毎日着ることをめっちゃ楽しんでいる。

めっちゃ素敵! かわいい! 毎日こんなコーデ↓で過ごすの、最高では?

note.com

あ、着回しなんて、しなくてもいいんだ、と思いました。

ベーシックな服(さほどときめかない)を買いそろえて着回しの数を増やすより、自分がときめくコーデをひとつ作って、それを毎日着たほうが断然いい。

と、目からうろこがボロボロ落ちて、そこから私は「着回せる服」を買うことをやめたのです。(長くなるので、次回に続く)

 

枝豆のおいしいゆで方

ここのところ、毎日のように枝豆を食べています。

ただゆでるだけなのにおいしい。

素晴らしいな。

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枝豆って、皆さんどうやってゆでているのかな?

枝豆が入っている袋には、たいていゆで方が書いてあって、私が見る限り、どれも「たっぷりのお湯で塩を少し入れてゆで、ゆであがったら水で急冷して塩をふる」と書いてあります。

私のゆで方はそれとほぼ真逆。

 

枝豆のゆで方

洗って両端を切る

ざるにあけてさやをこすり合わせるようにして洗い、さやの両端をキッチンバサミで切る。

一番めんどくさいのはこの工程。でもさやの端を切っておかないと味がしみにくいんですよね。

 

塩をふって混ぜ、しばらく置く

鍋に入れ、塩(枝豆ひと袋に対して小さじ2くらい? 適当ですが、わりとたっぷり)をふって、軽くもむようにして混ぜ、水を少し(1/2カップくらい? これも適当。枝豆が浸らなくてもいいです)入れて、しばらく置く。

しばらく置くと味がなじむような気がするのでそうしていますが、別にすぐゆでちゃってもいいと思います。

 蒸しゆでにする

蓋をして中火にかけ、蒸しゆでにする。

食べてみてちょうどいいかたさになったら、残ったゆで汁を捨てる。ざるに上げてもいいし、洗い物が増えるのがいやなら、ふたをずらして流しに汁だけ捨てても。

塩加減がちょうどよければ、もうこれでできあがり。

ちょっと足りなければ、元の鍋に戻して塩を追加で振り、蓋をして揺すって混ぜる。

もし塩辛すぎたら、水をひたひたに足して火にかけ、煮立ったらゆで汁を捨てる。

 

以上!

 

このやり方だと、水は少なくていいので、鍋は小さくてOK。フライパンでもいけます。

ゆでたあと冷水で冷やすのは、色を鮮やかにするためかなと思うけど、私は個人的に枝豆はゆでたての温かいのがおいしいと思うので、冷やしません。

 

 

上の階から漏水

突然の雨漏り

わが家はマンションの3階なんですが、数日前のお昼ごろ、娘の部屋から大声が。

「ねえねえ! 大変! 雨漏り!」

慌てて駆けつけると、本当に天井から水がぽたぽた垂れていてびっくり。すぐに管理事務所に連絡して、上の階に確認に行ってもらいました。

原因は、洗濯機の排水パイプが外れたまま洗濯してしまったことだそう。幸いにも上の階の人が在宅中だったので、すぐに対処してもらえましたし、保険にも入っているとのことでホッとしたのですが、漏水の範囲は娘の部屋と廊下の収納庫、玄関から廊下にかけての天井と壁、とかなり広範囲。上のお宅もかなり水浸しになったんだろうな…。

実はわが家も引っ越してすぐのころに漏水事故を起こしたことがありました。すぐに下のお宅に謝罪に行ったけど、被害は保険でカバーできたし、もろもろのやりとりは管理事務所が仲介してくれたので、その後の補修がどんな感じで行われたのかは知らなかったんですよね。

リフォームは保険がおりてから

漏水事故の被害は、事故を起こした人が火災保険などに入っていればだいたいカバーされるようです。うちのマンションの場合は、保険に入っていることがわかれば、あとは管理事務所と保険会社とでやりとりして進めてくれるので、事務手続きなどはすべてお任せ。全て完了したら、「保険で支払いましたよ」という通知がきます。

保険大事。

あと、うちのマンションは管理がしっかりしていることで評価が高いマンションなんですが、こういう有事のときにそのありがたみを感じます。

間に管理事務所が入って進めてくれることで、被害者と加害者が直接やり取りしなくて済むのもありがたい。

ということで、まずは保険請求のために、被害状況の確認が必要になります。

これは管理事務所が紹介してくれた業者さんが来てくれて(事故があったのは木曜日で、見に来てくれたのは土曜日)、壁をたたいたりさわったりして被害状況を確認。この調査をもとに保険会社に請求を出すのだそうです。

一見乾いているように見えるところも、たたくと音が違ったり、さわってみるとのりがとれて浮いてしまっていたりするそう。また、廊下のダウンライトも交換対象にしてくれたり、天井裏を消毒する作業を入れてくれたりと、あれこれ提案してくれました。

あと、天井のボードはすべてはがして取り替える予定。

壁についてはうちのマンションは石膏ボードではなく薄ベニヤなので、今見た感じだと交換の必要はないだろうとのこと。

ちなみに、壁紙の張り替えは、たとえ被害が部屋の一部でも、全面張り替えるのが一般的なんだそうです。一部だけ張り替えると逆に差が目立ってしまって、しょぼい感じになってしまうそう。そもそも全面変えようが一部だけだろうが、お値段的には大して違わないし、いっそ全然違う柄にして気分を変える方も多いですよ、とのことでした。

はーなるほど!

壁紙の張り替えか…面倒くさいな、と思っていたのですが、それを聞いて、ちょっと気分が上向きになりました。(どんな壁紙にしようかな…わくわく)

ただし。

この補修工事、すぐにはできないのです。

保険がおりてからじゃないと動けないので、壁紙の張り替えなどの補修工事は早くても3カ月後くらいになるとのこと。

なので、わが家の壁紙リニューアル工事は、秋以降になる予定です。

壁紙を替えたらまたご報告しますね。

お引っ越し

そらまめです。

子どもが小さいころに始めたホームページとブログをここ何年かほぼ放置状態にしていたのですが、さすがに子どもたちも大学生になった今、そのまま置いておくのはどうよ、という気になったので、サイトを閉じることにしました。

2月末が更新日なので、閲覧できるのはそこまでかと。

見ている人もいないかと思いますが、一応リンク貼りますね。

tette.boo.jp

最近は、Twitterとインスタでだいたい事足りてしまっているのですが、文章を書ける場所をどこかに残しておきたいなという気持ちがあり、とりあえず新しくここで始めることにしました。

たぶん、たまにしか更新しないですけど。

ここでは、買ったものとかワードローブの整理記録とか、面白かったドラマとか、そんなことをつぶやいていこうかと思います。

noteに書いていた、義父母の家のお片付け記録も、そのうちこっちに持ってくる予定。(note、書きやすくて好きだったんですけどね、例の問題があったので書き手として参加するのはちょっと…という気持ちになってしまいました)