猫とみかん

暮らしと好きなもの。買ったり減らしたりの記録をぼちぼちと。

自問自答始めました・その2

前回の記事で、「自問自答ファッション」に出会った話を書きましたが、この出会いは一年ほど前のこと。

しかし、出会ったからといって、すぐに同じように制服化ができるわけではありません(実際、今もまだ道半ば…)。

そもそも、最初はブログを面白く読んではいたけれど、「別に制服化はしなくてもいいかなー」と思っていました。

その時期には、いろいろな失敗を経たのち、わりと自分に似合う服を選べるようになったと思っていたし、着こなしに不満もなかったということもあります。

しかし、一方で、気に入って買ったはずなのに、シーズンに1回着るか着ないか、という服もある。

それって、もったいないんじゃないのか。

クローゼットにある服は全部まんべんなく着たい。

着ないなら、持っていてもしょうがなくない?(着ない服はただの布だよ!)

って思ったのです。

 

手持ちの服を満足度100%のものにして、それだけを着て毎日を過ごせるようになりたい。

そこから、少しずつ手持ちの服の見直しをするとともに、「自分はどんな服を着たいのか」を考えるようになりました。

この「どんな服を着たいのか」が、非常に大事。

これ、「どんな服が似合うのか」じゃないんですよ。

似合うけどなぜか着ない服、というのもあるのです。

「似合う」「いいかも」と思って買った服なのに、なんだかうまく着こなせない。

着こなせないから、同じ系統のちょっと違う服を買ってみる、みたいになりがち。

 

今、私のクローゼットには、ここ1〜2年で買った服のうち、半分も残っていません。

処分した服の多くは、「まあいいかなと思って(ちょっと気になる点がなくはないけど)」買った服。この「ちょっと気になる点」をスルーすると、だいたいろくなことがない。

一番よくないのは、たまたま見かけて(特にZOZOとかで)いいなと思って買う、というやつです。

私は超インドア派で、服を買いに出かけるのは好きだけどなかなかその時間がつくれないということもあり、ついつい通販で服を買いがちな人です。

比較的返品はいとわないタイプだけど、送料を考えるとうっかり妥協してしまうことはある(←これがダメ)。

特に、頭の中にイメージがないのに、先に「いいかも」と思える服に出会ってしまうと、最初に「いい」と感じた印象が大きすぎて、欠点(色がもうちょっと鮮やかだったらいいのに、首元がもう少し詰まっていたほうがいいのに、ポケットがあるといいのに…などなど)に目をつぶりがち。

通販で買った服は、まずタグを外さずに試着する(試着、という感覚が大事)。

どこか一点でも引っかかったら、タグを外す前によく考える(これ、実店舗で試着したら、このまま買う? 返す? と考えるとわりと有効。あと、これを買わなければ、もっと条件が合う服に合ったときに買うお金が残るよ、と考えるのもいい)。

とにかく試着! 試着大事! 妥協は敵!

(と言っておきながら、この夏何点も「まあいいか」でうっかり買ってしまい、あとからメルカリで売りまくった私ではありました。はあ、反省…)

メルカリといえば、「私は売る専門です」という人はいいんだけど、そうでない場合、メルカリで何となく「おすすめ」に流れてきた服、というのも危険。

「ほしかったけど売り切れて買えなかった服をメルカリでゲットする」のは、アリだと思うんだけど、そうじゃなくて全く考えてなかったけどよさげな服、が目の前に現れたときは要注意。

メルカリで買った服は返品が効かない。だから、

「それ、今出会わなかったら、別にほしくならなかったよね?」

と自分に問いかけたほうがいいです。

 

(なかなか話が進みませんが、次回に続く)