猫とみかん

暮らしと好きなもの。買ったり減らしたりの記録をぼちぼちと。

眼鏡の試着と購入の記録(その1)

ここのところ、ずっと買いたいと思っていたもの、それは眼鏡。

手持ちの眼鏡を見直してみる

今持っている眼鏡は4本。

  1. 赤みがかったパープル(?)のようなメタルフレームオーバル型 → OWNDAYSで購入したもの。普段用。お気に入り。
  2. ダークグリーンメタルフレームオーバル型 → これもOWNDAYS。度数は1と同じ。悪くないけど地味なのであまり使っていない。
  3. ベージュのマーブルっぽい柄のプラスチックフレーム、コンパクトめのボストン型 → GLASSAGEで購入。度数は1と同じ。1と違う感じにしたくて、顔なじみのいいフレームを選んでみたのだが、家に帰ってかけてみたら何だかピンとこなくて、あまり使っていない。
  4. ゴールドとダークレッドのコンビカラー、メタルフレーム、ボストン型 → OWNDAYSで購入。mi-molletとのコラボ商品だった(確かに大草直子さんがかけていそうなデザインである)。パソコンや書類作業用(要するに老眼鏡)。悪くないけどなんだかなーと思いつつ、家でしかかけないのでいいや、と思って使っている。

 

眼鏡がなければ人として生きていけないレベルの強度近視なので、基本的に起きているときはいつも眼鏡をかけています。

なので、眼鏡はアクセサリーとかメイクとか以前に、顔そのもの。

1の眼鏡は自分でも気に入っているし、家族にもほめられるけど、最近、ファッションについてあれこれ考えるなかで、もう少し主張のある眼鏡をかけてもいいんじゃないかと思い始めたのです。

実は、1年前にも「今と違う感じの眼鏡がほしい」という衝動に駆られたことがあって、それで買ったのが3の眼鏡。

それまでいつも、OWNDAYSで買っていたけれど、そうすると同じようなものばかり選んでしまうので、それを避けるために別の店にチャレンジしてみました。

それがこちら。

www.glassage.jp

GLASSAGE↑は、女性専門の眼鏡屋さん。予約制で担当の人がみっちり接客してくれて、それはいいんだけど、どちらかというと、こちらの希望に合ったものを選んでくれる、という感じで、向こうからの提案は少なかった(というか、意外性のある提案はがなく、全部想定内におさまってしまう)。

あと、みっちり接客してくれるがゆえに、逃げ場がないというか、考えたり悩んだりする余地がない。予約制なので、「ちょっと考えて、またあとで来ます」ってわけにいかず(もちろん、買わずに帰ってもいいんだろうけど、その勇気がなかった)。結局消去法で決めてしまったのが敗因だったな、今思えば。

眼鏡選びの難しさ

そもそも、眼鏡選びって、服選びより難しいんじゃないかと思う。

私のような強度近視の場合は、「試着したときは自分の顔がはっきり見えない状態」(眼鏡を外してるからね)だし、実際にレンズを入れるとレンズのせいで目が小さく見えるから、印象が変わります。

なので、何となくぼんやりした視界で、かけたり外したりしてみた結果、「いいかも」と思えるものが見つかっても、できあがると「思ってたんと違う…(しょぼん)」ってなることが多いんです。

だけど、最近、服選びで自問自答するようになって気づきました。それって「こういうイメージの眼鏡にしたい」という軸がない状態で、何となく選ぶからなんじゃないだろうか。

フレームの色とか形ももちろん大事だけど、「かけたときにこういうイメージ」というのを思い描いて選べば、しっくりくる眼鏡が選べるんじゃないだろうか。

そんなことを考え始めたときに、こちらのnoteを読みました。

note.com

このなかに、

眼鏡の印象はその人の元々持っている印象を消しません。
 掛けている人に眼鏡の持っている印象が「チョイ足し」されます。

とあります。

これが私にとっては「へー!!」で「納得!」でした。

・優しい印象の人が、柔らかい印象の眼鏡を掛ける→弱い人、トロい人と見られてしまう
・キリッとした印象の人が、シャープな印象の眼鏡を掛ける→キツい人、厳しい人と見られてしまう

・薄い顔の人が、細く華奢な眼鏡を掛ける→顔の印象がぼんやりする
・濃い顔の人が、ゴツくて重い眼鏡を掛ける→くどい

 

これ! これなのよ。

私は一重まぶたで薄めの顔、まじめな印象を与える顔立ちなので、リムレスタイプの眼鏡とか、薄い色の眼鏡だと、ぼんやりした印象になるし、カチッとした眼鏡をかけると「委員長」「先生」みたいになっちゃう。

「似合う」んだけど、「思ってたんと違う」になるのは、そのせいだ。

 

あと、響いたのはここ!

 

どんなに内心が弱気であっても、掛けた眼鏡が強い印象を持っていれば、視線には強さが付与されます。
 どんなに鬱屈とした気分でいても、掛けた眼鏡が明るい印象を持っていれば、ひどく落ち込んでいるようには見えません。

ふむふむ。

つまり、眼鏡は、自分のイメージに「なりたい」印象を付け加えることができる便利アイテム(使い方によっては逆効果になることもある)、そして、その印象は実際の内面にはあまり左右されない、ということですな。

「眼鏡の選び方」について検索すると、だいたいフレームの形とかサイズとかについて書いてあることが多く、こういった「自分のなりたいイメージ、もともともっているイメージとの関係」について言及されているのは珍しかったので、とても参考になりました。

ちなみに、この方のこちらのnote↓には、サイズの選び方もあって、こちらもわかりやすくておすすめです。

note.com

長くなったので、実際にどうやって眼鏡選びをしたかという過程については、次回。