自問自答始めました・その1
久しぶりすぎて、このブログへのログインの仕方も忘れていたそらまめです。こんにちは。
ここ数年、というか40代半ばくらいから、着るものの方向性がよく分からなくなってきて、あれこれ買ったり手放したりしていました。ネットで骨格診断をして、その結果(たぶんナチュラルタイプ)に合う服を選んでみたりもしたけれど、何だかしっくりこない、そんなときに出会ったのが「自問自答ファッション」という考え方でした。
とにかく文章がお上手なので、ブログを読んでいるだけでかなり面白く、引き込まれるのですが、私が気に入ったのは、著者のあきやさんの「制服化」の考え方。
「私服の制服化」って、よくミニマリストさんのブログで見かけますが、たいていの人は「ファッションが好きじゃない」「めんどくさい」、だから「手間を省きたい」という流れでの「制服化」をしています。
選ぶアイテムも、ユニクロや無印のものが多く、色は白、黒、紺、ベージュ。
いや、確かに合わせやすいし、それはその人の主義だから文句を言う筋合いはないんですけれど、見ていても全然ときめかない。それ、毎日着てて楽しいの? って思ってしまうし、何より、違う服なのにどれも同じ感じに見える。
なんか、そうやって「無難な着回し」で生きて行くのって、つまんなくないかな、と思ってしまうんですよ。
でも、あきやさんは真逆。「好きな服をできるだけ毎日着たい」から、その服を制服にしているのです。
そもそも、合わせやすさで服を選んでいるわけではなく、「自分のコンセプト」を決めてからそれに合う装いを作るというスタイルなので、選ぶアイテムもとことん個性的。
そして、着回したりしない。
一着に注力した究極のコーデをつくって、それを毎日着ることをめっちゃ楽しんでいる。
めっちゃ素敵! かわいい! 毎日こんなコーデ↓で過ごすの、最高では?
あ、着回しなんて、しなくてもいいんだ、と思いました。
ベーシックな服(さほどときめかない)を買いそろえて着回しの数を増やすより、自分がときめくコーデをひとつ作って、それを毎日着たほうが断然いい。
と、目からうろこがボロボロ落ちて、そこから私は「着回せる服」を買うことをやめたのです。(長くなるので、次回に続く)